祝新成人!

筆者は毎年、某洋酒メーカーが新聞に掲載している新成人に対するメッセージ広告を楽しみにして読んでいる。つたない記憶では、かなり以前はオールド(ダルマ)、その後は山崎、そして現在は角瓶を左隅に配置して掲載している。

大人になるってどういうことか。私の勝手な考えでは思慮深くなること、よく考えてから行動することではないかと思っている。損得勘定ではなく人として言っていいことやっていいことが理解でき行動していることではないかと思っている。

だけど忖度して自分のまっとうな意見を圧しこらえることではない。正しいと思ったことは声高に言うべきだし、堂々と主張すべきであると思っている。次の時代を担っていくあなた方だからこそ今の時代の閉塞感、悪癖を打破して欲しい。青臭いと言われても、今どきの若者は、と思われてもいいじゃないか。時代は君たちの斬新なアイデアを求めているし次の時代は君たちが創っていくのだから。おおいに正論を主張していただきたい。

さて、おめでたい時にふさわしい商品が江戸清にはある。そう紅色の“幸福ブタまん”である。幸福と言えば、1987年の廃線を前に切符が300万枚売れた北海道広尾線愛国駅から幸福駅の話を思い出す。35年前ことである。今でも駅舎は帯広の観光地として訪れる人が多いと聞く。

人々は幸福には目がない。不幸より幸福がよいに決まっている。幸福にあやかりたいのである。2022年の始まりは、“幸福ブタまん”をかぶりついて福を引き寄せていただきたい。

幸福ブタまん