江戸清の生い立ち
Edosei's history
歴史
明治二十七年、創業者 高橋清七が横浜の外国人居留地(現 横浜中華街)に
精肉店「江戸清」の屋号を掲げてから百二十余年の歳月が経ちました。
この間、関東大震災や横浜大空襲の二度にわたる大禍に見舞われましたが、その都度立ち上がり、
「江戸清」は日本の食肉文化の発展とともに歩んでまいりました。
明治時代後期の中華街大通り
第二次世界大戦後に建てられた本店
発展
戦後、近隣の中国料理店やホテルへの食肉の卸売で業容を拡大する傍ら、
ハムの製造販売、精肉小売店の多店舗化、飲食業への進出など時代の流れを察知してビジネス領域を拡大しました。
消費者の価値観・嗜好が多様化していくなかで、三代目 高橋柢祐は、
お客様が口福感(美味しい物を食べた時に感じる満足)に包まれるような商品の開発に挑みます。
横浜中華街で長年肉屋として培った深い知見をもとに、中国武漢から料理人を招聘して試行錯誤を繰り返し、
繊細な味覚をもった日本人にも満足していただける中華まんじゅうを完成させます。
それは鮮度が高く脂肪分の少ない良質な国産豚肉に上等な海老と蟹、さらに筍、キャベツ、葱を加えた餡を
ふかふかの生地で包んだ商品で、豚肉屋から業を成したことをふまえ“ブタまん”と命名しました。
品質と中身にこだわり貫いた、一個二百六十グラム(現在は二百五十グラム)という巨大な“ブタまん”は、
驚くほどジューシーで食べやすく、しかもワンコインという価格も相まって瞬く間に中華街で人気となり、
中華まんじゅうを食べながら街を散策するという“食べ歩き”ブームの火付け役となり、街の魅力を一層高めました。
江戸清の決意
Edosei's decision
お陰様で、“ブタまん”をはじめとした各種中華まんじゅう、
厳選した素材を使用した中華惣菜、創業の頃から始めた肉の加工品は、
横浜名物として広くご愛顧いただいております。
横浜の風土に育まれて一世紀。
中華まんじゅう製造会社として全国屈指の規模に成長いたしました。
常に「おいしさ」にこだわると同時に、
「安心・安全」「品質・鮮度」「環境」にこだわったものづくりに邁進して参ります。
大きく変貌する「食」のシーンにおいて、
江戸清は、今後ともお客様に「よろこび」と「新しい価値」を
ご提案できる企業であり続けます。
「江戸清」ブランドがさらに皆様に愛されるために。
横浜の風土に育まれて一世紀
In the beginning
幕末安政年間に開港した横浜は、欧米や中国などの外国文化をいち早くとり入れ、内外の文化交流の窓口となって、近代日本の礎を築く貴重な役割を担ってきました。
石鹸、ガス灯、アイスクリーム、ヨット、電話など、横浜で始まり全国へ波及していったものが数多く、併せて、明治以後の食文化の発展も、食肉、パン、牛乳、ビールをはじめさまざまな加工品や料理が横浜からひろがっています。
創業百余年を迎える「江戸清」は横浜で生まれ、横浜で育ち、まさにわが国の食文化の歴史を体現した企業として、いま、さらに大きく歩む時代に向かっています。
会社案内
Company info
会社名 | 株式会社 江戸清 |
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代表者 | 高橋 伸昌 |
創立 | 明治27年(1894年) |
設立 | 昭和51年(1976年) |
■本社及び事業所
中華街本店 | 神奈川県横浜市中区山下町192 | 045(681)3133 |
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中華街大通り店 | 神奈川県横浜市中区山下町185 | 045(681)1182 |
中華街関帝廟通り店 | 神奈川県横浜市中区山下町138 | 045(633)3290 |
横浜本社工場 | 神奈川県横浜市金沢区幸浦2-1-9 | 045(791)1611 |
千葉工場 | 千葉県成田市吉岡641-7 | 0476(73)7575 |
店舗地図
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