チャットGPT 恐るべし!

今話題のチャットGPT。チャットGPTとはアメリカのOpen AI社が開発した人工知能を使ったチャットサービスであり、質問に対してまるで人間のように的確な回答をしてくれるという。昨年11月に開発されるやいなや全世界で話題となり、その功罪に対してさかんに議論が紛糾している。ある識者いわく、電卓やパソコンの登場に匹敵する技術であるが、今後多くの人の仕事が奪われる可能性のある技術でもあるという。
コンピューターに疎い筆者にとっては、ガンマGTP(肝臓の解毒作用に関係している酵素の数値)の方が気掛かりで、健康診断の報告書では最初にチェックする数値であり、三桁になったならないで一喜一憂している。

さて、チャットGPTであるが、論より証拠、百聞は一見に如かず でさっそくやってみた。まずはいろいろ初期登録してから仕事柄、次の質問を入力。
“美味しい中華まんじゅうを説明する最適な表現を教えてください。”
すると瞬時に以下の答えが現れた。
“美味しい中華まんじゅうは、外側はもちもちとした弾力のある皮で包まれ、中には濃厚でジューシーな具材がぎっしり詰まった、一口食べると溢れる旨味が口の中に広がる絶品の食べ物です。皮と具材の相性が抜群で、一つ一つ手作りされた丸い形が可愛らしく、食欲をそそります。一般的には豚肉や鶏肉、野菜を織り交ぜた具材が使用され、特製のタレやスパイスにより、深い味わいが楽しめます。中華まんじゅうは、外側の皮を噛むと、中の具材がじゅわっと溢れ出し、まさに一つの美味しい一品として、食べる人を満足させてくれます。外側から中にかけての食感の対比も魅力的であり、中に詰まった具材の味わいが絶妙に調和して、一つ食べると満足感がある食べ物として人気です。食べるとホッとする温かさもあり、寒い季節には特にお勧めの一品です。総じて、美味しい中華まんじゅうは、もちもちとした食感、濃厚な具材、深い味わいが絶妙に調和した、中華料理の魅力が凝縮された一品と言えます。”
うーん。侮れない。まるで江戸清の中華まんの説明ではないかと内心恐れつつ次の質問を入力。
“横浜中華街で美味しい中華まんじゅうを販売している店は?”
すると、ありえない支離滅裂な回答が現れてひと安心。
おぬし、まだまだ修行が足りない。