サッカーワールドカップ

11月19日から開幕したFIFAワールドカップカタール大会2022が盛り上がっている。

12月2日、日本代表はドイツ戦に続いてスペイン戦にも奇跡的な勝利をおさめ決勝トーナメント進出を決めた。この勢いでベスト8という景色ではなく、上には誰もいない優勝という絶景を目指して突き進んで欲しい。サッカーワールドカップは、世界で一番人々の関心を集め、観衆を熱狂させるスポーツイベントであろう。そもそもサッカーは、ボール1つでどこでも練習ができスタープレーヤーになるチャンスは誰にも与えられている。ルールは野球やアメリカンフットボールのように複雑でなく、いろいろな用具や専用グランドなど必要ない。また、球技の面白いところは、運に恵まれれば格下が格上のチームに勝つことである。このジャイアントキリングは格下チームのファンやサポーターには夢のような出来事となる。強国チームが情けない試合で敗れて帰国する際などは、ファンから厳しい罵声を浴びせられ時には生卵をぶつけられたりする。
加えてチームスポーツのよいところは喜びを皆で分かち合える。ゴールを決めた選手はもちろん華々しいが、皆で相手の猛攻を凌いで勝ち切ったチームプレーにこそ価値があり美しいと感じる。紳士のスポーツであるラグビーに比べるとオーバーアクションで、少々はしゃぎすぎな面はあるが喜びをストレートに表現するサッカーのパフォーマンス、それはそれで見ていて楽しい。

さて、急に話は固くなるが、会社や企業もチームプレーの集大成である。社長だけではなにもできない。取締役だけでもすすまない。守る人・攻める人・作る人・売る人・作戦を練る人など各職場のさまざまな役割の人が集まって目標達成そして企業理念を実現しようとしている。
大きな成果があったら抱き合いはしないが、ハイタッチぐらいしてメンバー同士で喜びを分かち合うのもよいかもしれない。