ワールド・ベースボール・クラシック2023が盛り上がっている。
日本代表は準々決勝のイタリア戦に勝利して、フロリダで行われる準決勝に駒をすすめた。大谷やダルビッシュが加わったまさにドリームチームの快進撃に野球ファンはもちろんのこと普段スポーツ観戦とは縁遠い日本中の老若男女がテレビにかじりついて応援している。是非、期待にこたえて頂点をつかみ取って欲しい。
スポーツが強くなるにはそのスポーツの裾野拡大が欠かせない。今回のWBCは子供たちにとりわけ野球かサッカーか水泳か迷っている幼少期の子供たちに大きな影響を与えたのではないだろうか。
筆者が子供の頃はスポーツ＝野球であり、巨人・大鵬・卵焼きの世代であった。子供たちは原っぱや広場で野球をしてチームワークや上下関係そして勝負の厳しさを学んできた。当時の子供たちの将来の夢は勿論プロ野球選手になること、次は電車の運転手であったと記憶している。
今朝のTVニュースで驚いた。どこのアンケート結果か出所は見ていなかったが、男子の将来なりたい職業１位が会社員であったことだ。一瞬目と耳を疑ったが、やはり会社員であった。会社員が決していけない訳ではないが、子供たちの周囲にいる会社員（父親？）が魅力的に映っているのだろうか。夢の定義が誤っている気がする。
今稿は気分が萎えてきて江戸清商品までたどり着けなかった。ブログ執筆の会社員として失格だ。
